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2009年06月20日

雨のレース

本日は ”P ”がお休みなので久々に書きます。

いよいよ朝から”ど~んより”した空で

やっと「梅雨」らしくなってきましたね。


これを書いている時点ではまだ、雨は降っていないけど

まあ、雨になるのも時間の問題でしょう。


ず~~~っと前のブログにも書いたが

現役時代の1990~91年は、ヨコハマタイヤさんに

タイヤサポートしていただいていた。

その頃のヨコハマタイヤは雨に断然強く、雨が降ったら

Pと二人で”ラッキ~”と思ってた。

そう、”ラッキ~”と言うのは・・・


その時代、250ccクラスは超激戦で

予選落ちがあるのは当たり前、筑波なんかはポールから最後尾の32番手までの

タイム差が「1秒以内」・・・なんて言うのもザラであった。

我々、プライベーターにはワークス及びワークスサテライトが20台以上(!)

参戦しているレースでポイントを取るのは至難の業であった。


俺もドライの予選では、中番位をいつもうろうろしていて

決勝では、なんとしても20位以内!という思いがあり・・・

あっ!?


何故20位以内かというと・・・


その当時は

予選通過で「スターティングマネー」というのがあり

これはどのサーキットでも一律「3万円」。

そして決勝では、これもどのサーキットでも20位以内というのは一律で

16位~20位 「2~3万円」

15位 「4~5万円」

14位 「6~8万円」
    ・
    ・
1位  「50~100万円」

と、なっている。


ちなみに、私が一番いただいたのは(笑

90年のR3全日本鈴鹿大会 TT-F1 クラス で

決勝7位になったときの 「25万円」 であります。


(他、賞金が高いのは、ご存知! 鈴鹿8耐で、優勝賞金は1千万円でした。

 8耐も予選通過で「スターティングマネー」というのがあり、2人で30万円也ぃぃ)


チョ、チョットお金の話が長くなったね。。。スンマセン・・・


まあ、これで大体察しがつくと思いますが

お金に余裕がない「プライベーター」は

”予選通過 ” ”20位以内 ”にならないと遠征費も出ないわけで

今と違って部品用品サポートは結構

部用品メーカーさんはしてくださったので

本当に助かっていたのですが、

「お金」のサポートが難しいのは、今も昔も変わらないところです。

故に、まず「20位以内」というのが我々の目標でした。


しかし! 雨となるとヨコハマタイヤの強みを生かし

目標が ”ド~ン ” と上がり

”決勝 15位以内  あわよくば10位以内!!! ” 

となり、気持ち的には 

”賞金 賞金 ”ではなく”順位 順位 ”に変わるわけです・・・。
             ・
             ・
             ・

なんか、今考えると複雑な気持ち・・・。


まあ、そんな気持ちは置いといて

雨が降ると「ヨコハマパワー」でいい成績が残るのも事実で

ドライではポイント取るか取らないかのレースより

結果を残す事で、サポートしてくださっているスポンサーさんに

恩返しができる、と雨のレースは張り切っていたのも事実ですね。


でも・・・張り切りすぎて実は


"雨のレースでは好順位を走りながら転倒して、一度も結果が出ていません(泣 ゛


お後がよろしいようで  チャカ チャンリンチャンリンチャンリンチャンリン デンデン!

投稿者 kato : 2009年06月20日 20:52