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2007年08月13日

恋する脳 <p>

人生の転機って誰にでもあると思うんだけど・・・。

今までを思い返してみて、ありますか?
「転機」と呼べる出来事。


私は、バイクを知ってしまったことかな???
レースという特殊な環境から入った事が一因だと思うけど
オートバイのレースと、それに関わる人たちを見て


    こんな世界があったのか・・・


と、少し衝撃にも似た感覚に陥った。


どう表現すれば良いかわからないけど
そこには、はっきりした目標とそれに向かって
立ち向かう人たちがたくさんいたんだと思う。


目標(目的)がはっきりしているだけに
関わる人たちの意識もまとまっていたように思う。


いや、正しくは
自分が我慢しても、身を砕いたとしても
何をすべきか、何をしなければいけないのかが
見えやすい世界であったから、それに立ち向かえる
強い信念を持った人たちがそこに居てたのかもしれない。


信念を持って物事に取り組む人たちは
カッコよかった・・・。


レースウィーク中でしか見られない姿かもしれないけど
人が信念持って物事に取り組んでいる姿は
正直にカッコイイもんです。


それは、男女かかわりなく人のカッコよさを
見られる場所でした。


いつの世も、スポーツマンがカッコよく見えるのは
そんな心理かもしれないなぁ~。


私がレースをお手伝いした1991~1992年の
IA 250ccクラスは世界チャンピオンになった
原田哲也さんをはじめ、世界選手権で活躍した
岡田忠之さん、青木宣篤さん、琢磨さん・・・
後に世界選手権で活躍されるライダーさんが
他にもいっぱいいた時期でした。


だから、レースは毎戦のように激戦だったし
それなりの意識を持った人たちがたくさんいてた。
それに、バブルの時代だったので企業の参入も
たくさんあってビジネスの色もかなり感じた。


その中で、プライベーターと呼ばれる人たちの
ちらちらと見え隠れする負けん気というのか
純真さは、今でも忘れられない。


たぶん、私は良い部分を強烈に目に焼き付けてしまったので
あの時 レースとバイクとそこに関わる人たちに
恋をしてしまったんだろうと思う。


恋する脳になってしまうと、捨て身になること
逆境を乗り越えようとする気持ち、集中力、持続力、
瞬発力、創作力・・・数知れぬポジティブに動く為の
隠されていた能力が湧き出てくる・・・不思議だった。


ネガティブな人間だったからこそ
そう感じたのかもしれないけど
「できない」と思っていたことが
どんどん、「できる」に変わっていった。


それでも足りない事ばかりだったけど・・・。


あ゛、長く書きすぎたな・・・。
今日は、コレでおしまい またね♪

投稿者 kato : 2007年08月13日 20:29