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2008年01月13日

余裕 <p>

まぁ、どんな物事でも余裕があるって事は悪くない事だと思う。

カトちんも言う事ですが、レースをやっていた人は
速いスピードの中で、感覚的に情報処理をしていく技術を
磨いてきたからか、


    速く走る事をしてきたからこそ
    安全に対処できる事がある


そんな事を口にすることがあります。


カトちんだけでなく、他にも似たような事を聞いた事が何回かあるな・・・
一番初めに聞いたのは元F-1ドライバーの中島悟さん。

中島悟さんが現役を引退された直後の
TV番組だったと記憶しているんだけど
100km/hくらいのスピードなら目前のトラブルを回避できる
というようなお話を聞いた事がある。
(記憶がはっきりしないので、正確なお話を覚えていないけど・・・)


確かに「目前」がどれくらいの距離で
乗っている車がどんな性能を持っているか、どんな状態であるかで
出来るか出来ないかは異なるのだと思うけど
彼らの反応の速さが常人と違う事は、なんとなくでもわかる気がする。


バイクだろうが、車だろうが
人が視覚、聴覚、体に感じるすべての感覚から
体がそれに対処して適切に動くまでの時間は、人それぞれでだろう。


細かくいうと、同じ人でも体調や
その日の気分、その時の・・・様々な要因で異なるかなぁ~と思います。


ライディングスポーツで「医学で勝てるか」というコーナーがありますが
乗り物を操る人間の重要性は、レースという世界では
他のスポーツと同様に重視される事のひとつだと思います。


天性・・・と表現されるように
生まれつきこういう能力を持っている人は少ないと思います。

みんな、繰り返し繰り返しトライして、失敗して、イタイ思いもしながら(体もお財布も)
自分の身に付けてきた技術が、自分自身の能力として備わってきているのではないかな?


・・・速く走ることが安全という事ではなく
速く走っても、ゆっくり走るときと同様に情報処理をできるだけの
頭のゆとりがあることが安全にも繋がる・・・そんなことなのではないでしょうか?


気持ちに余裕があるということは大切な事。
それを作り出すのは簡単ではないかもしれないけど・・・


ゆっくり走っていて、ズボラしてしまいそうになる私には
なかなか出来そうにありません。
人間を鍛えないといけませんね・・・私の場合ヾ(;´▽`

投稿者 kato : 2008年01月13日 20:31