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2007年03月03日

環境問題 <p>

エコロジーといわれて久しい。
私が初めてこの言葉を意識したのは
ファッションの勉強をしていた頃かなぁ~。

パリコレでこのテーマを付けてショーをするブランドがいくつかあった。
もう、20年近く前になるかなぁ…。


    地球環境を考えないと、エライ事が起こるよ


というメッセージを込めたショーだけど
企業がこういう事をすると、


   偽善的だとか
     お金儲けのツールだとか


いろんな批判にあってしまう。

2007年2月27日にHonda Racing F1 Teamは、
2007年シーズン参戦に向けて環境をテーマにした新しいカラーリングと
マーケティング手法を発表した。

これについても、賛否両論あるみたいですね。


マーケティング手法の事は別として
「真剣に環境の事を考えよう」というメッセージを
素直に受け取れると良いのにね。


今年の暖冬だってそう。
温暖化をみんな肌で感じたはずだ…。

ガラパゴスのイグアナの黒いはずの身体が赤くなって
「ダーウィンの進化論に当てはまる」とか言っている時代だ。


バイクの仕事をしていたって、バイクに乗っていたって
地球環境がよくなるようにしたいと思ってる。

そういう事を気に掛けた商品の取扱いも
しっかりと考えていかないといけないとも思う。

でも、とる人によってはキレイ事に聞こえちゃうんだろうな…。

最近、思い出す…
15年前、西仙台ハイランドの走行テストで
カトちんのタイムを計りながら、プラットホームで
ある人とお話をしていた。


西仙台ハイランドのコースに、わずか数台で行うテスト。

メインストレートにバイクが通過しない時は
小鳥のさえずりさえ聞こえるのどかな場所。

一緒にいたある人は、素朴に「こういう雰囲気いいね。」と私に言った。
何故か、私はその返答に


        緑が綺麗で、空気がきれい。
        こんな環境に貢献できるバイクができるといいですね。


と言ってしまった。
その直後、「あ゛、いらんこと言ってしまった。」と
思ったので強烈にそのシーンを今でも覚えているんだけど…

でも、今でも同じ事を思ってたりする。

CMで、佐藤 琢磨選手を使って「燃費のいいドライビング」を提案するホンダ。
みんなが素直に受け取れたら、実践できたら…

CO2を出す乗り物に関わる人間だからこそ、
その思いをあきらめちゃイカンと思うのです。
簡単じゃないと思うけど・・・。

人間の欲望と環境のバランスが取れる事ができると一番いいのだけど…。
小さくとも、良いと思えることは試してみようと思います。

投稿者 kato : 2007年03月03日 21:42