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2006年09月15日
若き日の… ＜ｐ＞
先日伺った某お店の某さん。昨日ブログに書いた某さんとはまた違う某さん。
若い頃からの知り合いだ…。
この某さんは、いつも明るくてにこやかで
奥さんも明るくてお話してると楽しいひととき。
そこで、仕事とはまた別の話でワイワイやってた。
モトサルゴの店舗から山側に行くと
冬は凍結するらしく、これから寒くなってきたら
バイクの引き取りに行く時にキャラバンじゃ無理かな･･･って話をしてた。
四駆の軽トラでも買わないといけないかなぁ～
とカトちんが言うと某さん
「軽トラは後ろ軽いから･･･」と言いかけて
あ、加藤君やったら大丈夫やで！
ん？なんでそう言える？と思ったら
バックして勢いつけたら上がれると思うんちゃうん…ハハハ
レースやってる人間ってある意味バカやん。
某さんも同時期にレースやってたから言えるこの「バカ」という言葉。
みんながそうとは思ってないですよ。いい言葉じゃないかもしれないけど
でも、私にもこの言葉の意味が解る。
どう言ったらいいんだろう、言葉に表現しづらいけど
しょうがない人たちとでも言おうか…
某さんは続けた
3月くらいやったかなぁ、レースやってた頃(20年近く前かな）
鈴鹿に行こうと思ったら名阪スゴイ雪なんやんか。
そしたら、途中で下ろされて（名阪自動車道を）
仕方ないから下道走るやん。
途中で思ってん、
みんな雪やのに車で坂道上がろうとしてるんやろなぁ…って
もう、この辺からカトちん、私、奥さんは爆笑してる。
それに似たことの心当たりがあるからだ。
行ってみたら、知ってる車が何台も
スゴイ雪降ってるのに、坂道にチャレンジしてるんやんかぁ。
○○さんの車もあったと思うわ…
絶対、「ちょっとバックして反動つけたら上がれるで」
とか言ってたんやできっと･･･
もうここまで来ると、爆笑はおなか押さえて
クククッ･･･という笑いに変わってた。
そして、続けた
普通の人やったら諦めて帰ってるって･･･
でも、みんな行こうとするやんか、なんでやろうなぁ
傍で見てたら、こう思うだろう。
え･･･その車で、この雪でこの坂上がるの？
上がったら降りないといけないよ。危険危険。
それでも行かないといけないところがあるの？
そんな車が何台もいるワケ、今その光景を想像すると笑ってしまうけど
その時、車の中にいてた人間は真剣だったかもね。
なんとしても、鈴鹿にたどり着くんだ。
みたいな使命感だったのかも…。
･･･行っても、雪積もってるかも知れないのにね。
若き日のいたいけな思い出に苦笑してしまった。
年取って、ちょっとはマシになったかな･･･。
と思ってたけど、数年前はむどんに言われた事を思い出した。
カトさんもｐさんも諦めへんもんなぁ～
私の中では、
へっ？ そういえばそうかもしれないけど
今まで諦めないといけない事あったっけ？
…ヤバイ。
抜けてないかも･･･。
入れ込んでるときは、鳥の目になって
大空から自分をみないといけませんね･･･反省。
深呼吸、深呼吸。ふぅ～
投稿者 kato : 2006年09月15日 20:39