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2006年02月25日

悲しい出来事 <p>

先日の鈴鹿サンデーロードレースの同日開催のレース中に
亡くなられた方がいらっしゃいました。
面識のある方ではなかったのですが辛いこと、悲しい事です。

    心よりご冥福をお祈りします。

ごめんなさい、この言葉しか・・・


この世界の中に関わってきて

   後悔はしちゃいけない…
   …しないように全力を尽くす。

と思ってやってきていますが
こういった事を耳にするたび
この世界にいる事を後悔しそうになる。


どうしたら、こんな事が起きなくてすむようになるのか…


それは、一般道での悲しい事故が無くならないのと同じくらい
難しい問題だと私は思っている。


自分ちのライダーは転んでも無事に帰ってきてくれたけど
帰ってこなかったチームの人達や家族の心境を考えると
本当にたまらない気持ちになる。


今回の事故は、翌日の朝刊にも載っていたので
私達の周りの人も「カトさんとこのライダーだったら…」
とお電話を頂いたり、声をかけてもらったりして
「ウチのライダーじゃないんだけどね…ツライね…
 心配してもらってありがとう・・・」
と、返事を返した。


この世界に長年関わっているとカトちんは
お付き合いの深かった人、ついこの間笑いながら話してた人を
失ってしまった経験をしてきた。


私自信は自分に何が出来るのか…と毎回考えてしまう。


毎レース、60秒程や120秒程で毎周 目の前を通り過ぎる
ライダーを目で追って「良かった…」と思い、
数字に一喜一憂し、数十秒後には「帰ってきますように…」と
毎周、毎周祈っている。


決められたコース、レギュレーションと選んだバイクの中で
私達の最善を尽くすしかないんだろうか・・・


少しでも、悲しい事故を減らしたい
そう思います。

合掌

投稿者 kato : 2006年02月25日 20:36