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2007年04月19日

KISS <p>

kiss.jpg

先日、G君からお借りしたDVD。

   良かったです。

数年前のコンサートのようですが、
メイキングを見て素晴らしいと思った。

私自身は特に音楽にこだわりを持っているわけでもないのですが
クラシックとハードロックというカテゴリーの違いを
演奏する人たちが近づきあい埋めていく過程が素晴らしかった。


こういうのを見ると

   人間っていいなぁー

と思える。


同調したハーモニーを創り出すために
お互いに努力してひとつの音を創りだし、聞く人たちを感動させる。

自分達の「いい音」と聞く人の「感動」を追求する
互いのプロとしての姿勢は見習うべき事だと思ったりした。


小さく言えば、ひとり一人の人間は違って当たり前なのだ。
みんな、その違いを無理意地すると調和できないから
極力調和できるように考える。


・・・なぜ、調和させる事をするのか。
コレのひとりひとりの最終目的が一番大事だと私は思う。


DVD見ながら、昔のヘルパー時代を思い出した。
辛い事がたくさんあった中で、

    どうしてこんなツライ思いをしてまで
    私はここにいるのか…

と、何度も自問自答したのだ。


全日本選手権という中では、最終的に結果がどうであるかで
数字になってしまうわけだけど、その過程で自分ができることは
要するに

    人間としての前向きな気持ちじゃないのか

と思った。

後ろ向きな考え方や、臆病な気持ちでは
到底ついて行ける世界ではなかったから
そう思えたのかもしれないけど。。。

レースという、ハードな世界でもあったので
結果と共に、その過程で起こる様々な事を
スムーズに滞りなく進められる事、
無事にレースを終えられることに
全精力を注ぐ事が大切なんだと気付いた。


「チーム一丸となって」というけど
ひとりひとりが何を目的としてやっているかを
意識しているかしていないかでは、まとまり感が全く違う。

心を合わせて物事を進めていったときの結果と
なんとなくやっていたときの結果では、感じ方が全く違う。

全日本選手権は、物事の取組み方を学ぶ場所でもあったのかもしれません。


音楽だけでなく、レースでも、仕事でも同じ事が言えると思う。
家族でもそうだ…。


DVDから深いメッセージを貰っちゃったなぁ~と
今の自分を見つめなおすきっかけになりました。

投稿者 kato : 2007年04月19日 20:38