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2006年02月21日

レポート その2 <p>

では、では。昨日の続き・・・

予選出走台数39台の内、決勝グリッドは33台
ハカセは58秒240のタイムで25番手スタート。。。。


私とはむどんはグリッドにたどり着いて、
ウォーマーを巻き「ほっ」とする。

sr13.jpg


ちょっとだけ、写真を撮って
3分前を知らせる音が鳴って「はむどん」を残しピットに戻った。


ピットでは、「本物の博士」が心配そうに
ハカセのスタートを見守る。


ウォームアップラップを1周。
再度グリッドに全車が付いたところで排気音が上がる・・・
レッドシグナルが消えた。


40番ピットから見ている私は、ハカセがどんなスタートを
したのか見えなかった。

目の前を通り過ぎるバイクを目で追って
1コーナーへと目を移す・・・


1コーナーから2コーナーにかけての間が
ピットから少し見える。


    もしかして、真ん中位にいるんじゃないの?


と思いながらも確信はもてないので
プラットホームに行って計測を始めた。


1周目・・・18番手で戻ってきた!
スタート良かったんだ・・・このまま行けるかな


7台も抜いてしまったワケだから
ハカセの周りにいるライダー達は
1秒から0.5秒速いタイムの人達…


周回を重ねる毎に少しずつ順位が下がる。
5ラップ目くらいで20位・・・


このときハカセはきっと、後ろから来る
自分より速いライダーが気になって
しかたなかっただろうと思う。


何とかやり過ごしながら、周回するけど
後ろが連なってきた・・・


8周目58秒中盤のタイムで通り過ぎるハカセ...
1コーナーから2コーナーにかけて消えていく姿を
目で追っていると・・・

1コーナーから白いバイクがグラベルにコースアウト!


       うそ、巻きこ・・・


巻き込まれてないか!という言葉が頭で言い終わらないうちに
黒いバイクがグラベルを滑走!!スポンジバリアにバイク直撃!


         まさか!

遠くて小さくしか見えないのに
不思議と自分のチームのライダーって判るんですよね。

誰かが私の目のズームボタンを押したんでしょうか・・・
はっきりとハカセが飛んでるのが見えた。


        ハカセや!!!!!


転倒者の名前がアナウンスで放送され
見てしまった私は


      1コーナー見てくる・・・


と、白旗が出ていない事を確認しながら


       ケガしてないよな・・・  
でも、結構「ひらぁー」っと飛んでたけど・・・


Cパドにたどり着いて目を凝らしてみると
バイクはスポンジバリアに立てかけられハカセは
安全な場所に誘導されていた。


レースも終了して、レッカーが出てバイクが転がる事を確認。
電話でカトちんにレッカーで回収された事を伝えた。


こんなカンジで学生最後のレースは
リタイヤに終わった。


ハカセ自信、神妙な顔をして帰って来たけど
レースでは普通にあること。


本物の博士は、

    だいぶんショックみたいです・・・。

と私に心配の言葉を・・・

     大丈夫、すぐに元気になりますから・・・


と思わず言ってしまった。

ハカセ自身のケガは打撲程度で済んで
R6は外装はダメになってしまったけど
どうせ替えないといけなかったし、替えてからじゃなくて
まだ良かったと思おう・・・。

かくして、ストリップにされたR6は
またモトサルゴに帰ってきました。


R6に

     守ってくれてありがとね・・・


と、いつも通りの言葉をかけて、これから修理にかかっていきます。
次に、このR6がレースに出るのはハカセが仕事を始めてからかな?

ハカセのバイクを見て


    やっと手に入れたバイクなのにかわいそう・・・


と彼氏を気遣う彼女…

         なんと、やさしい!


もう十数年前に同じ場所で転んだカトちんの
真っ二つにフレームが折れたRS250を見たときの私の言葉は

          直るんですか?


その頃、カトちんはメディカルで ”チーン” していた。
見習いたいのもです。反省、反省


モトサルゴでレースをするのはおそらく最後
ハカセがどこでレースをしても応援よろしくお願いします。

投稿者 kato : 2006年02月21日 20:30