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2005年12月12日

恐怖心と信念  <p>

ちょっと前、TVで島田紳助さんが言っていた。

 この世の中で欠けていて活躍できる職業がふたつある。

ちょうど、四輪レース界の有名選手が出ていた番組だったので
そういう話になったんだと思うけど、そのふたつの職業とは


         政治家とレーサー


だそうです。紳助さん曰く

  政治家は、どんなに批判されていても平気な顔で
  フツーにしている。

  フツーの人やったら、フツーになんてしてられないような事
  言われてますよ。

  でも、平気な顔してますよね。
  どこか欠けてるんですよ。

と、言っていた。

そういえば、サンデープロジェクトで政治家とは
良く顔を合わせてたから良く知ってるのかな?

レーサーはといえば、

   レーサーは恐怖心という物が欠けてるんですよね
   でなきゃ、あんなスピードで走れんでしょ…

と言う。

確かに、チーム 紳助で8耐を一所懸命やっていた方
だから、知っていると言えば知っておられるのかもしれない。


レーサーに恐怖心がないと聞いて
 
    んん~。そうかもしれない…
     いや、ちょっと待てよ。

と、昔のことを思い出した。

カトちんではないのですが
恐怖心と戦うライダーを見たことがある。

決勝前日の夜、明日の雨の予報を聞いて、以前の転倒を思い出し
思い悩む姿に思わず声をかけたことがある。


だから、思った。


  レーサーは、恐怖心がないのではなくて
  それに勝る信念を持ちあわせているのだと思う。


だから、表面的には欠けているのかも知れないけど
真相は人にない物を持っていると言えるかもしれない。


そりゃね、全日本選手権の選手達を近くで見ていたころ
私は、ごくフツーの人だったので

    この人たち、オカシイヨ…

と思ったことは何回もありますよ。


    だって、諦めないんだもの…


それだけの信念もってやってるんでしょーね。


レーサーだけではなく、選手と呼ばれる人たちは
少なからず同じだと思う。


政治家には、知り合いがいないので
すんません。わかりません。


でも、人の視線からみると

   あぁ~、欠けてると思われてんのかー

と、ちょっと悩んでしまいました。

投稿者 kato : 2005年12月12日 21:33