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2005年11月11日

『至福の休日』の立役者 <p>

立て続けに、先週末のお話。
ちょっと、退屈になってきましたか?


モトサルゴは、イベントを運営する側、参加する側の
両方の立場に立つ事があります。


参加する側でいる時は、運営している人たちが
とっても気にかかったりする。


この間のモトルネでは、リバーフィールドさんのスタッフの方々
お疲れ様でございました。

あの雨と風の中、


  雨にも負けず、風にも負けず…


動いているスタッフの方々はすばらしかったと思っています。

彼らは、仕事だから…と言われればそうなんですが
レースの運営は大変なものです。


私自身、参加者から始まっているので、その当時は


  『あのタワー(コントロールタワー)にいる人たちは
   一体どんな人で、中で何やってるんだろう???』


正直、ひと事でした。

実際のコントロールタワーや事務局の中は

   まあ、大変なものです。
   いろいろとあるのですが
   この『ひと言』に尽きます。

参加する側がどれだけ精神的に楽か…と
思ったこともあったりしました。

こうやって、レースの開催をしてくれる人たちが
居てくれるからレースができるという事を
運営する側の立場に立ったときやっと解ったのです。


だから、気になってスタッフの方々をみているのです。


『野点』に是非参加してくださいと何度も拡声器で言っていた神吉さん。


雨と、エンジンの音でなかなかヘルメットを被ったライダーに聞こえない。
ひとりづつライダーに近寄って、『隣のピットまで来て下さいね』と声をかける。


松田モータースの社長のスタ前に同行していた私は
緊張気味の松田社長に


   『隣のピットで”お茶”出してるから来て下さいって
    言ってますよ。行ってみて下さい。』


と言うと、松田社長は『行ってきます』とヘルメットを
脱ぎ、グローブをはずし、隣のピットへ行かれた。

帰ってきて、

   「お茶、おいしかったですよ!」

と、いつもの笑顔に戻ってらっしゃった。

松田社長の緊張感をどうほぐそうかリラックスさせる方法を
頭の中でぐるぐる考えていたけど、
一服のお茶にこんな効果があることを初めて知りました。


そして、あの風雨の一番きつかったレースのスタート進行


ホームストレートに目をやると、いかにも寒そうなカッコの
キャンギャルと、フツーにスーツ姿でびしょ濡れになりながらも
凛とした顔つきの井上さんが、整列したライダーのグリッドに向かって
逆風もなんのその!歩いていた。


 当日のすべてのレース、こうして『びしょ濡れ』になってたのかな?

     
と、頭の中でいろいろ思った。


カトちんが3位になったので、賞典をいただきに
事務局に行ったとき、


    『Pさんは、くじ運いいですかぁ~』


といつもの笑顔で私に聞いてくれる井上さん。
なんだか、『ありがとう』という気持ちが心の中に沸きました。


いつも『至福の休日』いただいております。
感謝なのでございます。

投稿者 kato : 2005年11月11日 23:35